本日(10/26)の午前中は、にんじんサロンにて、
『共に生きる社会を目指して。~障がい者から見た障がいとは~』を、開催しました。
講師は、ご自身が障がい者としてテレビや映画で活動、2007年に泉大津市で「NPO法人 自立生活センター・リアライズ」を設立された、三井 孝夫氏をお招きしました
「リアライズ(実現)」では、”泉州地域を、「障がい者も健常者と同じようにあたりまえの生活が出来る地域に変えよう!」”と、障がい者と健常者の仲間たちが、自分たちの手でその想いを実現するために活動されています。
今日はご本人の言葉で、日々の活動の中で大切にしていること、目指されていることを語っていただきました。
何度か三井さんの口から出てきた「泉大津が好き」という言葉が、私たちにもうれしく響き、泉大津を拠点にしている理由の一つであることがよく分かりました。
今回の講座をきっかけに、今まで気づいていなかった社会の課題を知ることになったり、障がい者・健常者が同じ目線で自分ごとになるようなお話しの内容に、どんんどん引き込まれていきました。
途中受講者のみなさんがペアになって、問題について話し合う時間を設けられる場面もありました。
三井さんの、
「問題について、口に出して話し合うことが大事です。」
「問題に対する答えは当事者にはあっても、おしつけるものではありません。」
という言葉が印象的でした。
時々、もうすぐ生後6ヶ月になるお子様の話をされる時は、やさしく見守るひとりのお父さんの顔を見せて下さいました。
今日の講座を受講して、三井さんのファンになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。